Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

リングテールに逢いに 

(写真はすべて大きくなります)


晴れ女の通力、青天白日、何という青空。
ドライブインで鯉のぼりはすいすい泳ぐ。
飛騨の民芸品、地味派手の本来赤い猿ぼぼが、あらゆる色になって
土産物になっているのには驚かされた。思わず、買ってしまった。
実は私の車には、友人に貰った土産の猿ぼぼが鎮座ましましている。


    

  


しかし、このドライブインに辿り着くまでが長かった。
予定より2時間遅れのランチタイム。
渋滞に巻き込まれ、予定よりも2時間以上ロスして目的地犬山市へ。
どうしてこんな所に? 去年は白浜で水族館だったが今年はモンキーセンター。
ある意味ずっときたかったモンキーセンター。
私たちが幼かった娘を『マダガスカル』の映画に連れて行ったのは、
埼玉は草加に住んでいた頃だったか。
今現在、そこから人気を博したペンギンたちの活躍をずっと楽しみに。
有り難いことにデジタル録画は英語でも聞ける、日本語ももちろん、
そして字幕が出るから、映画館感覚でアニメも楽しめる。


    

    

    

    

  


そして、『マダガスカル』の筈の舞台が、ニューヨークでの活躍、
アニメが『ペンギンズ』なのに、主役を張っているのはこのワオキツネザル
そう、ペンギンズのアニメでブレイクしているのはペンギンだけではなく、
実はキング・ジュリアンことワオキツネザルの「リングテール」だったりする。
ペンギンズの隊長は、ジュリアンのことをいつも「リングテール」と呼ぶ。


    

    

    

  


アニメの印象とは異なり、思いのほか小さいワオキツネザル
それ以外のお猿さんにも会えるのが楽しみ、だったのに連休渋滞。
京都は地道を走り、高速本線に戻り、やっとの思いで辿り着く。
本来ならば遊園地も楽しみたかったが、ここは本命お猿さん中心に。
アフリカ館では早速類人猿の御飯タイム。


    

    

  


ゴリラ、オランウータン、チンパンジーニホンザル
沢山いるお猿さんの中でも、自由に近付いてみることの出来る
ワオキツネザルのコーナーで、遊んだり寝っ転がったりぶら下がったり、
人間を全く気にしないで好き勝手自由にしている姿を堪能。
ほかの子どもたちもアニメで知っているのか、リングテール! と、
気軽に呼びかける子どもたちも。


    

    

   


このかわいい群れなす被写体にひたすら時間を割いて、
他の園舎を見て回る時間がぎりぎりに。
とにかく遊園地コーナーは無視して、動物たちだけでも全部見て回ろう。
展示ももっとゆっくり見たかったけれど、悔しいのは渋滞のせい。
まあ、大型連休に渋滞に巻き込まれず来られるとは思わなかったけれど、
近畿圏を脱出するのにこんなに時間を取られるとは。
今更言っても詮無いこと、閉園間近まで存分に楽しみ、今夜の宿、
入鹿荘にて超豪華な夕食に舌鼓。
蘇我入鹿ゆかりの地なのか、随分変わったネーミングの宿。)


    

    

    

  


ありがとう、とーちゃん。
誕生日プレゼントは家族旅行になってしまったけれど、
これはこれで大満足。仕事を忘れて非日常の空間へ。
入鹿池なる池を控え、静かに佇む山荘の佇まい。
作りは古いホテルだが、温泉のお湯を引いて心地よい。
大きな宿ではないだけに、人が少なくてほっこりする。
超リゾート地でなくても、私たちにはこれで十分すぎるほど。


    

  


惜しむらくは「なんじゃもんじゃの木」の見られる地だけれど、
花の咲く前に来てしまったことぐらい。
いつか見ることも出来るさ。先輩ブログ、写真ブログで見ているし。
とにかく今日はかわいいワオキツネザルの夢でも見ながら、
のんびりと眠りたい。
憧れの家族旅行、憧れの連休。

マダガスカル―自然と不思議が生きている島

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バオバブのお嫁さま―マダガスカルのむかしばなし

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