Festina Lente2

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忙しいうちが花

基本、怠け者だ。
そんな人間に、やらなければならない仕事が沢山あるのが問題。
よって全てが手抜きになってしまいそうだが、一番手抜きは家事と子育て。
これが哀しい。時間的に物理的にそうなるのが哀しい。
さすがに若い頃のように何もわからず、手探り状態で、
めくら滅法動いているわけではないので、
目処は付いて、要領かましてすっ飛ばすことは出来ているのだが。


そんな手抜きをしながら、仕事をしていることに忸怩とした思いもあり、
最近の「雑でもいいから大量にこなす」ことを求められていることに、
うんざりしている自分でもある。
仕事があるうちが花なのだが、忙しいことが嬉しいことのうちと、
素直に思うには余りにもため息が多い、みのり少ない現場ではある。


自分の思うような、期待するような結果が出ないと、
やった意味が無いような、無駄に終わってしまったと
いつまでシジフォスの神話的徒労を繰り返せばいいのか、
うんざりがっくりしてしまう。
仕事に慣れ経験を積むと、飽きが来るのも早く、
下手をすれば早々に見切りを付けて、
自分から切ってしまいたくなる事柄も多い。


そんな時に、こんな詩を見つけると、
薄汚れてしまった自分に、ますますがっくり来るのだが。

新聖歌

新聖歌

こどもさんびか 改訂版

こどもさんびか 改訂版


滅多に記事をアップしない、子育て奮闘中の女医さん。
お子様はキリスト教系の保育園に入れられているようだ。
家人が入退院を繰り返していた頃、それ以前から、
あるブロガーを介して訪れるようになった、様々な人たち。
皆さんこの年月の間、私の子どもが小学生から中学生になったように、
結婚されたり出産されたり、人生の年月を重ねていらっしゃる。
そのうちの1人の女医さんのブログから、
胸が締め付けられるように、はっとさせられた歌詞。


『ことりたちは小さくてもお守りなさる神様
 わたしたちは小さくてもお恵みなさる神様
 悪いことは小さくてもおきらいなさる神様
 歌う声は小さくても喜びなさる神様』


ああ、なんて自分は遠くまで来てしまったのだろうと思う。
教会学校でこんな歌を歌っていたのは、半世紀近い昔のこと。
守って貰っていることも、恵まれていることも、
忘れ果てて、グチグチしている自分が恥ずかしい。
けれども、そんなふうに年を重ねたのは自分の責任。
罰当たりな自分。

こどもさんびかベスト(1)

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ピアノソロ 美しい賛美歌

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