忙しいうちが花
基本、怠け者だ。
そんな人間に、やらなければならない仕事が沢山あるのが問題。
よって全てが手抜きになってしまいそうだが、一番手抜きは家事と子育て。
これが哀しい。時間的に物理的にそうなるのが哀しい。
さすがに若い頃のように何もわからず、手探り状態で、
めくら滅法動いているわけではないので、
目処は付いて、要領かましてすっ飛ばすことは出来ているのだが。
そんな手抜きをしながら、仕事をしていることに忸怩とした思いもあり、
最近の「雑でもいいから大量にこなす」ことを求められていることに、
うんざりしている自分でもある。
仕事があるうちが花なのだが、忙しいことが嬉しいことのうちと、
素直に思うには余りにもため息が多い、みのり少ない現場ではある。
自分の思うような、期待するような結果が出ないと、
やった意味が無いような、無駄に終わってしまったと
いつまでシジフォスの神話的徒労を繰り返せばいいのか、
うんざりがっくりしてしまう。
仕事に慣れ経験を積むと、飽きが来るのも早く、
下手をすれば早々に見切りを付けて、
自分から切ってしまいたくなる事柄も多い。
そんな時に、こんな詩を見つけると、
薄汚れてしまった自分に、ますますがっくり来るのだが。
- 作者: 日本福音連盟新聖歌編集委員会
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滅多に記事をアップしない、子育て奮闘中の女医さん。
お子様はキリスト教系の保育園に入れられているようだ。
家人が入退院を繰り返していた頃、それ以前から、
あるブロガーを介して訪れるようになった、様々な人たち。
皆さんこの年月の間、私の子どもが小学生から中学生になったように、
結婚されたり出産されたり、人生の年月を重ねていらっしゃる。
そのうちの1人の女医さんのブログから、
胸が締め付けられるように、はっとさせられた歌詞。
『ことりたちは小さくてもお守りなさる神様
わたしたちは小さくてもお恵みなさる神様
悪いことは小さくてもおきらいなさる神様
歌う声は小さくても喜びなさる神様』
ああ、なんて自分は遠くまで来てしまったのだろうと思う。
教会学校でこんな歌を歌っていたのは、半世紀近い昔のこと。
守って貰っていることも、恵まれていることも、
忘れ果てて、グチグチしている自分が恥ずかしい。
けれども、そんなふうに年を重ねたのは自分の責任。
罰当たりな自分。
- アーティスト: 讃美歌,杉並児童合唱団,アンサンブル・ドーフィーヌ,東京混声合唱団,中村浩子,寺村しおり,木村俊光,若草児童合唱団,木村宏子,ビクター少年合唱隊,東洋英和女学院聖歌隊
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