Festina Lente2

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上から目線?

再び関西、帰阪していつもの日常。
何も珍しいことはない筈のルーティンワーク。
というよりも全体の会議の流れがおかしいような。
もう少しどうにかならないか?
印刷が上手くいかない? それはどういうこと?


配布用と会議用の資料の印刷が滞って、ぎくしゃく。
どうやら上手くいかないようだ。
そんな心配を自分がしてもしょうがないのだが。
若い頃は何も感じずに、作業の流れを気にすることもなく
言われたことだけしていたけれど、
今では段取りがどれだけ大事か身に染みているだけに、
別の部署の小さな躓きが、どこまで波及するかわかっていて辛い。
ただでさえ大きな会議の準備の時は。


誰も手伝わない、振っても作業手順がわからない、
機械が扱えない、たまにしか使わないからと操作を覚えようとしない、
勢い同じ人間ばかりが「人に任せるよりも」としゃかりきになり、
作業の迅速性を重視して自分で仕上げてしまう。
教えようとすると「手伝わされる」「自分の部署や担当じゃない」
「時間がない」と覚えようとしない者が多い。


人が機械を使っていても「それはどうやるのですか」と訊くこともない。
そして残念なことに訊かれたこともない。
(訪ねにくい人柄なのだろうかと落ち込むが、
どの新人もまだ扱えない所を見るとそうでもないか。
誰も教えず、訊ねず、覚えず、回らずの負の連鎖に陥っているらしい)
操作マニュアルを吊っておいても失くす始末。
一体今年はどうなっている?


職場には色んな機械、置き場所、片付け方があるのだが、今年は酷い。
張り紙を貼っていても、どこ吹く風で使ったら使いっぱなし、
汚しても汚しっぱなし、触りっぱなしで誰に後片付けさせるつもりなのか。
「あとみよそわか」など習わずに来た世代なんだろうなあ。
誰かにやって貰ってそれでのほほんと来たか、
パソコン・ケータイ世代の悪い癖で、変な万能感が付いているのか。


機械を使うべき所を手作業でのんびりとしている。
横から口出ししたくとも、変な縄張り意識や直接監督者との関わりで、
どこまで指導していいのかわからない。
「何故あなたに指導されなくてはならないのか」だの、
「担当の者に訊きます」だの・・・。
しまいには、「教えて貰った」「指導して貰った」ではなくて、
「いちいち注意された」になってしまう。


同世代の同僚達の愚痴も増えた。
「何でここまでいちいち言わないといけない?」
「言って嫌な顔されるなら失敗するまで放っておこう」
「言ってもわからなければそれまで」
職場の断絶も新人の採用が増えれば増えるほど大きくなるような。
特に今年は部署も担当も変わって、こんな風に変化するか・・・。
今まで、去年の部署、担当が良すぎたと思うしかないのかなあ。


おっとっと、それはともかく。
今日は中学校の保護者懇談のある日だった。
どんな通知表を貰ってくることやら。
新人を上から目線で見ているお局様も、担任の先生には弱い。
娘の中学校生活がどのようなものか、伺わなくてはならない。
自分の年齢の半分の担任が、娘を「上から目線」で見る立場。

「作業」って何だろう作業科学入門

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