植物園と港町
市内観光は公園一つ。有名なキングスパーク。
もっと花が咲いている時期に来たかった。
どうやら、1ヵ月後ぐらいが狙い目らしい。
ブロ友、先輩諸氏の方々であれば、植物にも詳しく
楽しさ倍増なのだろうが、門外漢はぼーっと眺めるだけ。
訳がわかって観察や撮影が出来た方が来た甲斐もあろうが、
わずか1時間では、あれこれ見て回るのも虚しいくらい。
買えないものは写すのみ。写真で持って帰るお土産の数々。
木と花の小冊子だけかろうじて購入。
本当、もっとゆっくり見て回りたかった。
第二次世界大戦の戦没者の慰霊碑、エリザベス2世が来訪記念プレート、
そして小高い丘から見下ろすパース市内の景色。
コテスロー・ビーチでは、インド洋の青い海と白い砂浜を堪能。
沖縄も知らない私だが、こんな感じの景色なのだろうか。
冬で寒いのに眼前の景色だけは純然たる南国の色彩。
青い海、白い砂浜、心地よい風。小さなかわいい貝殻。
何故か木にとまっている白いオウム。(コレラと言うらしい)
迫力満点の地元の人。スポーツを楽しむ人。
フリーマントルは19世紀の面影を残す港町。
フィッシュ&チップスの食事は胸焼けしそうな量。
どれほど貪欲なのか、かもめが虎視眈々と狙っている。
観光客なんてエサの運び手に過ぎないと思っている風情。
それもそうだ、仕事絡みの時間と予定に追われ、
綺麗な景色も海洋博物館も、バスコダガマの記念碑も、
何もかもじっくり見ることも叶わず、
ただただ目的地まで車に乗っけられて、南下。
これからしばらくの宿は・・・。南下すること2時間半。
日本では考えられない移動距離ですが、まあ、大陸は広い。
当たり前か・・・。植生の違いから広大な景色も湿地も乾いた大地も、
日本と随分雰囲気が異なる。それだけはわかった。
右を向けば牛が、左を向けば羊が。
人口より多い家畜、そしてペットだという馬。
ブッシュ、湿地帯、ただの道路が高速道路と変わらない。
そんな景色の中、初めての南半球をまだまだ南下。
庭先に緑色のリングネックと呼ばれるオウムがとまり、お茶の時間、
夕焼け、この日の宿、全てがあっという間の盛り沢山の1日が終わる。
私には久しぶりの英語圏。通じるのか通じないのか、仕事の始まり。
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