Festina Lente2

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別れと出国

とにもかくにも新婚旅行以来、こんなに家を空けたのは。
しょっちゅう海外に仕事で出かけている人ならばともかく、
私のような仕事ではとっても珍しいこと。
「案ずるより産むが易し」で、支えてくれた人々にも恵まれ、
晴れ女の面目躍如で好天続き。
怪我も病気もなく・・・、あ、包丁で指を切ったのは自分だった。
でも、終わりよければ全てよし、無事に帰国の途に。


  

  

    

    

  


買い物をする時間なんぞ全然無かったし、(時間の問題か)
娘に何かとも思ったけれど、ぬいぐるみ類は好きでもないし。
欲しくても買えない、買ってはならないと言い聞かせて、
恒例の買うんじゃないの、見てるだけ写真。
優雅にお茶したり、冷やかして一気に買い込んだり、
本当はそんなふうに切れてしまいたかったのだけれど、
大人しく・・・諦めた。


    

    

    

    

  


自由が効かないというのは、こういう時辛い。
ちょっと飲み物が飲みたくても、何か思い出の品を見繕うでもなく、
縛りが掛かっているのは。むろん、空港がお高いのは知っている。
でも、眺めていたい、その余裕もないまま出国か・・・。
さよなら、南半球、私に「今度」があるのかどうか、わからない。
何よりも知らなさすぎたよ、何の情報も無くってさー。
それが旅の醍醐味だといわれればそれまでなんだけれど、
無駄が多いような気がして、勿体なくてね。


  


かつての記憶が邪魔して、最近の簡素な機内食は物足りない。
私ったら何処まで食い意地が張っているんだか。
そう、旅の憂鬱や不安、物足りなさ、寂しさ、切なさ、
そんなものを日常生活の次元に置き換える食欲が、満たされない・・・。
飲んだくれて寝てしまいたい気分です。
映画、映画、映画、機内で映画2本見て、シンガポールへ。



トランジットタイム。これが長い。まあ、ここで物欲発散させる?
あ、昔これお土産に貰ったなあ。こんな風に書いていたのか・・・。
1時間半、ウロウロ。小人閑居不善を為す。1枚分、小心な浪費。
結局、色んなことがあって人のためのお土産の方が多いんだよねー。
でも、あれこれ眺めて選ぶ時間は楽しい。
こんな真夜中にって、フライトが真夜中過ぎだから仕方ないんだよ・・・。
そして、朝日を迎える頃には日本だ。


  


西オーストラリア―日本交流史: 永遠の友情に向かって

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からのゆりかご―大英帝国の迷い子たち

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