付き合いも仕事のうち

書類仕事の１から10まで、反りが合わぬ三ヶ月。
昼はかねてよりの悩みの種の同僚と揉める。
夜は歓送迎会。昼夜仕事のようなもの。

仕事のやり方で揉める。
というか、共同作業は表向き、実は分業体制だから、
そこそこ共通認識が無いと仕事にならない。
しかし、仕事そのものは個人内手工業に近い。
バトンタッチ方式ではないから、個人のやり方次第で
その先は如何とも。

この三ヶ月、新しい職場の同い年の同僚のやり方に、
頭を痛めつつも(向こうも同じかも知れないが）、
それなりにあちらこちらで相談して、
向こうの冗談にはこちらは応じられないレベル、
狭量と思えば笑え、妥協点を見つけるのみ、
笑いや冗談で誤魔化されるような溝ではないと、
疲れ果て、この三ヶ月。

納期直前でもこの有様。
そして、歓送迎会がある。
歓送迎会･･･。
気は進まないものの、どうにか顔を出して、
以前のそのまた前の職版先輩との繋がりで、
何とか場をしのいで、今日一日。
週末に辿り着く。
旅行まで十日余り。
揉めようが、話し合って歩を進め、
計画通り一歩一歩。

相手も変われない。
自分も変われない。
相手は変わらない。
自分も変わらない、では、先に進めない。
だからといって、一方的に譲歩は出来ない。

切り捨てる方式か、底上げを図るか。
管理責任を必要以上に課さず、自分にとって楽な方法をとるのか。
今までの通り、穴の開いたバケツを作らないように、
品質維持を図るか。
時分の仕事の精度か、余力云々で省エネか。
悩み多き日々は続く。

Festina Lente2