Festina Lente2

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仕事に隙間風

本日は愚痴です。申し訳ない。
書類仕事も一段落。
しかし、慇懃無礼な新人と言えない新人にむっとすることが増えた。
許せるミスもあれば、許せない受け答えもある。
笑って許せることもあれば、カチンと来ることもある。
対等で何もかもというわけではないのに、これ?


ああ、年を取るとはこういうことかなあ。
若い頃は感じなかった、職場でのやり取りに吹く心の隙間風。
年の近い同僚ばかりではなく、当然といえば当然のことながら世代間の差?
年配の度量の広い方々は、仕事をさせるための方便とはいえ、
まるで若い者に媚を売っているのではないかと思うくらい。
何とも呆れることが増えた。


でも、きっと影で年ばかり取って動きの鈍った御局様と、
言われる年齢だから、お互い様なのだろう。
優しく温かく接するばかりでは、回らないことが多い職場、
仕事内容だと思うが、どうしたものか。
微に入り細に入り、手と足取り、うるさがられる場合も多いが、
職場内教育というものは成り立っているのだろうか。
功を奏しているというものなのだろうか。


いくばくかそういう部分もあるだろうけれが、
若手を限りなく増徴させている部分も・・・?
どうしても若手に優しくなれないことが増えた、自分の老い。
そんな思いに耽りながら、自分の若い頃を想像してみる。
何も考えずに目先のことばかり片付けるのに必死だった頃を。


年を取って怒りっぽくなったことも増えた。
反対に温厚に笑って許せることも増えた。
しかし、慣れがそうさせているのか、
いい意味での経験なのか、この歳になってもよくわからない。
ほろ苦く哀しい気持ちで仕事をこなす日々。
やり過ごす日々。
家族と過ごした休日の後、切実に侘しくなる月曜日。


昨年、某管理職と話をして改めて疲れたのは、
「以心伝心で仕事ができる部下」が望みであり、
人材を手足として動かす事、仕込まなくても出来上がった人間、
育てるよりも部品として当てはまる人間を欲しており、
適材適所の観点は二の次だということだ。


ますます部品としての自分を、見つめざるを得なくなってきた今日この頃。
やりがいを作るのは自分自身の心の持ちようとわかっていながらも、
結局は使い捨てにされるのだなあというこの思いを、打ち消すことはできない。
そんな思いが日々強くなる、人事異動の噂かまびすしい月曜日。
憂鬱な月曜日。

人事が変われば、会社は変わる

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