Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

残業には慣れていても

残業手当というものが基本的に無い。
職員の健康維持のためという名目上、
残業できない定時後2時間で機械警備開始システムを作りながらも、
就業時間を1時間過ぎても延々と定例の会議を続ける今の職場の体制。
会議だけで、延々2時間?
いやはやいやはや、もっと能率的に出来ないものか?
そういう職場なのか? 打ち切り動議も出さずに?
滅私奉公だなとつくづく思う。


ちなみに朝の打合せは、始業時間よりも20以上分早くから始まる。
子育て中、保育園に子どもを預けてくる人間は、
この打合せには出られそうもない。出るのは厳しい。
道理で平均年齢の高い職場だと思った。
自分が転勤者の中で最高年齢だったのもショックだったが、
要は子育て中の年齢層の人間は必要としない、そんな暗黙の了解があるのだろう。


職場の活性化というよりも、
異常なテンションで高齢者(定年前後の人間)が滅私奉公している
その「選ばれた感?」の高揚感に付いていけない。
慣れればこれも当たり前になるのだろうか。
仕事上の経験と成熟はあるのはあるのだろうが、
一兵卒としての気概は失いたくないものの、
この雰囲気の「うち」に取り込まれたくない気持ちも。


古き良き伝統のようなものは認めても良いが、
善意や好意、個人能力で仕事が回るのも限度があると思う。
古き良き伝統があると思い込んでいるだけで、
実はカゲロウのようなモノではあるまいかと外部からの人間は、
違和感甚だしい。これが転勤というモノか。


能力のある人間だけが座れる席に座る、
それも年老いても若い者には負けないという思いを抱いて
暴走して暴走しない人間が。
それは年寄りの冷や水というのではないのか。
いや、そんなふうに冷ややかに見つめている自分の視線は、
自分自身をどのように位置づけたいのだろう。
悩ましく疲ればかり募る、定例会議の木曜日。
慣れない会議の長さ、残業よりも疲れる会議の長さ。

すごい会議ワークブック2013

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次の会議までに読んでおくように! ~モダンミーティング7つの原則

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