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博物館学講座

趣味は?と聞かれると、何を答えていいのか、言いよどむ。
できることと、したいこととは異なる。
実際にしていることと、したいことは異なる。


時間が無いからできないこと、働いているから参加できないこと、
そういうものが多いから、とりあえず余った時間でできること、
本を読んだり映画を見たり、それで気を紛らわしてきたが、
実際は自分の興味のあるものをより深く知るには、
読むだけでは足りない。
足を運んで出向き、最近・最新・現場の話を
直接聞くことが大切なのだと、常々思っている。


でも、多くの人は生活に追われて、そんな時間は持てない。
平日の昼間、そこに自分のためだけの時間を使う。
それは結構贅沢なことだと、人はわかっていても口にしない。
意識しないようにしている。
はっきりと心に思い描いてしまうと、絵に描いた餅。
食べられないのが辛くなるから。


勉強も、そう。
勉強と言ってしまうほど、大層なものではなく、
知りたいこと学びたいこと、知りたかったこと学び直したいこと、
興味のあること、そのために時間を使うこと。
それが自分の思っているレベルかどうか、は別として。
受身になってインプットする時間、それもある程度必要。
人の話を聞かない、聞けない、アウトプットばかりの生活が続けば猶更。


なので、今日は市民講座で博物館学を受講してみた。
その1回目。
なかなか私好みの講義で、久々に嬉しい。
学ぶことの面白さ楽しさをわかっている、
人に伝えられる講師の先生のようだ。ラッキー。

新時代の博物館学

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だれもが学べる博物館へ―公教育の博物館学

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