Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

人生

「父親たちの星条旗」に観る「いのち」

「いのち」と「からだ」が、即物的に描かれることの多い戦争映画。 かつて「プライベート・ライアン」を観た事があるので、 ある程度まで免疫が付いていると言っても、 あのノルマンディー上陸作戦の凄まじい浜辺の戦闘シーンを髣髴とさせる、 この「硫黄島…

手塚治虫の思い出

今日、11月3日は手塚治虫の誕生日だ。 手塚治虫に会った事がある。遥かな大昔、学生の頃。 「中ノ島」を歩いていたら、目の前でタクシーが停まり、 ベレー帽の人物が降りてきた。びっくりした。 横顔と後姿しか見えなかったのだけれど、誰だか一目瞭然。 隣…

私は運が良い?

五体満足、痛みを感じなければ仕事もこなし、家事はいい加減、 でも、娘はかわいい、親もまだ何とか元気、家人も一病?息災? だ。 文句をいって何としょう? 受身でもあり、捨て身でもあり、 捨てる神あり、拾う神あり、情けは人のためならず。 この生活で…

Y先生に

お医者さんは、いつもマスクをしている。お仕事だから。 お医者さんの顔って、いつもよく見えない。マスクをしているから。 うん、仕方が無い、この病棟は特別。この病室は特別。 時々、自分がばい菌の塊みたいに思えて、しんどかった。 でも、毎日会えない…

再び、Y先生に

先生、あれから1年経ちましたが、私達は元気です。 家人は、あの時よりもずっとずっと元気です。 先生に、伸びた髪の毛を見てもらいたいそうです。 逆に私の髪は、短くしたのですが。 初めて会った時、実は余りにお若いのでびっくりしました。 前もって紹介…

あれから1年

あれから1年経った。気が付かないのか、気付かない振りなのか。 あれから1年経った。砂を噛むような思いだとは、言わない。 貴方は何も言わない。それが貴方の強さなら、 私も、何も問いかけまい。 貴方は何も言わない。それが貴方の無頓着さでも、 私には、…

顔の見えないお付き合い

ブログを書き始めてから2ヶ月経つ。早いものだ。 我ながら、入院してまで書いている。なんて奴だ。 失われた○年ではないが、何も生産的なことを考えずに生きてきたので、 眼に見える文字の連続に、思わずはまってしまったのかもしれない。 本来、三日坊主の…

昨日から明日へ

そうだ、明るい話題は待っているだけではやって来ない。 明るい話題、楽しい話題は、人からもたらされるものではなく、 自分で見つけてくるもの、ふと気づくこと、気づかされるもの、 もしくは、自分が関わることで生み出されるものだから、 受身でいる限り…

もういくつ寝ると誕生日?

「7歳のおたんじょう日、おめでとう。 そして、小学校入学おめでとう。 学校は楽しいですか。どのかもくがすきですか。 この1年も楽しくすごしてね。」 「ことしもMちゃんのお誕生日が近付きましたね。 1年はあっという間ですね。 ことしは偶然お会いできて…

白沢

http://www.eisai.co.jp/museum/history/0100/sub0100.html珍しく眠い、というか、ブログは少々寝不足の元でもある。 かつての過覚醒の日々を経て、 自分の気持ちや意見、妄想の類を 支離滅裂ながらも吐き出してみると、 ちゃんと体が疲れて、眠気を誘ってく…

In or out? (のるか、そるか?)

話題を振られた時に、答えるか答えないか、別の観点から言えば 関係性の問題です。かかわりを持つか、持たないか。 参加するか、しないか。受け入れるか、受け入れないか。 受容するか、しないか。 全てはどのようにかかわるか、意思決定の問題であり、 主体…

太陽の塔と万博公園の花火

小学生の時、遠足で訪れたことのある万博公園。 夜のエキスポランドへやって来たのは初めてだ。 「芸術は爆発だ!」の岡本太郎で知られる太陽の塔が、 昼間とは違う、静かなたたずまいで出迎えてくれる。 転勤が無かったならば、考えられなかった一家団欒。 …