Festina Lente2

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映画

ケータイを手に『鉄の女の涙』へ

仕事も今までの生活も、そしてブログさえも書く気にならない。 別に取り立てて新しいことをしたいわけではないが、 家人のポイントがたまっていて、無料でケータイを手にすることになった。 TVも観られるらしいが見方がわからない。 ケータイでTVを見る…

ヒューゴの不思議な発明

水曜日のレディスデー。HUGOを娘と見に行く。 子どものように振り返る過去の少ない者よりも、 ある程度振り返る過去を持つ年配の方が考えさせられる、 ある意味、「癒し」の要素を持つ映画ではある。 一見主人公は子ども(たち)だが、子供だけではないとも…

シャーロック・ホームズの冒険 シャドウゲーム

小学生の娘と、夕方から二人きりで映画を見るのはこれが最後? 何しろ明後日は卒業式なのだから。 二人で以前から約束していた『シャーロック・ホームズの冒険』 シリーズ2作目の「影の戦い」を観る。 本当はじっくりオリジナルの推理小説を味わって欲しい…

フリーパスで見た映画

この1ヶ月間見た映画。 しかし、仕事で映画を見るんだったらこれはこれで 疲れるなあと思った。 無料で見られるからと言って、 日常生活を普通に行いながら、これだけの映画を見るとなると、 結構疲れて、何となく気が狂うなあと正直思う。 気晴らしにならず…

J・エドガーと麒麟の翼

一度の二つの映画を見るのはハードだったけれど、 今日をもってしてめったに無い、映画館一ヶ月フリーパスの日、終了。 なるべく交通費をかけず、近場の映画館で鑑賞。 それにしても、沢山見た。ある意味、2日か3日に映画を見るというのは、 楽しみを通り…

ヒミズ(観なければ良かった映画)

次第に復活しつつありますので、追加記事を映画中心に書きます。 自分の打たれ弱さ、体調とシンクロ中です。 おそらくフリーパスがなかったら見なかった映画。 震災後の映像を何のために使ったのか。 イメージ戦略なのか、ストーリー展開にどこまで必要だっ…

君はペット

日本漫画が原作なのは知っていたが、読んだことはない。 題名からして、何となく自分好みではない。 韓国映画だから見たかったわけでも、日本漫画とドラマのリメイクだからでもなく、 フリーパスのある1ヶ月間に、シネコンで掛かっているものは見てしまおう…

マジック・ツリーハウスともののけ島のナキ

もう10日ほど前になるが、フリーパスがあるなら下見をしてきてと頼まれ、 『マジック・ツリーハウス』なるアニメ映画を見に行った。 同僚の娘さんが原作のファンだが、映画が面白いかどうかと。 映画は安くはない。子ども連れで出かけるのは結構贅沢だ。 平…

「ALWAYS 3丁目の夕日 '64」の頃

東京オリンピックを覚えている。 あの独特のファンファーレを覚えている。 日本中の青空を集めてきたといった放送はともかく、 幼稚園児だった私は、それこそギリシア彫刻なんぞ知らないのに、 円盤投げのポーズだかスタートダッシュをだか、 端正なレリーフ…

デビルズ・ダブル

落ち込んでいる時にこういう映画はどうかと思うけれど、 サダム・フセインに関して、 当時の政治状況に関してどうこう言うつもりも無いし、 知識も権限も無いけれど、実際独裁者とその家族が、 どのような特権を振りかざして人民を苦しめていたか、 一人二役…

フライトナイト

午前中。休みを取って家の中を片付ける。 午後。娘の授業参観の音楽会は聞き逃して、中学校説明会。 夜。現実逃避は映画「フライトナイト」。 久々にホラー映画を見たし、殆ど映画館貸切状態のレイトショーだったので、 怖かったことは怖かったが、まあ気分…

マイウエイ―12000キロの真実

戦争映画は嫌いだ。戦争を題材にしている映画も嫌い。 大抵の場合、家人が見たいというので付き合いに見る場合が多い。 若い頃は話題作だから見たが、出来るだけ見たくないというのが本音。 しかし、今回はフリーチケットがなかったらやっぱり見なかった映画…

『ロボジー』前後

ココロ弱いかーちゃんを察してか、 とーちゃんの差し入れは『テルマエ・ロマエ』第一巻。 兼ねてから話題作。が、なるべく漫画は遠ざけていようと決心していた、 そのはなから、親が漫画を手にしているのだから如何ともし難い。 こんな環境で我が子は勉強を…

『永遠の僕たち』と『RAILWAYS―愛を伝えられない大人たち』

すれ違う気持ち、届かない思い、 そこにある愛がどうして見えないのだろう。 どうして伝えられないのだろう。 青春とはそういうものだろうか。 いや、大人になっても、年を取ってもそれは変わらないようだ。 「永遠」という言葉を「とわ」と読ませる雅語趣味…

「M・I ゴースト・プロトコル」と「ワイルド7」

年末に見た映画から、忘れない内に雑感を記しておく。 この1月に映画の話題が集中するのを許して欲しい。 何しろ、生まれて始めて映画のフリーパスを手にしたのだ。 といっても僅かこの1ヶ月間だけのことなのだが。 そのポイントを稼ぐために見たいもの、余…

聯合艦隊司令長官 山本五十六

副題は「太平洋戦争70年目の真実」 パンフレットの裏表紙は「常在戦場」 そして・・・老父の口癖が映画のパンフレットの中に 載っているとは思わなかった。 よく聞かされたのは最初の2行だけであるが。 「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、 ほめ…

リアル・スティール

映画には様々な仕掛けがある。 観客を見たいという気持ちにさせること。 人気のある俳優を使う。 お涙頂戴路線を予想させるとしても、子役を使う。 人気や興味を引くアイテムを盛り込む。 主題には幸福と不幸、親と子の対立、恋人とのすれ違い、敵対勢力との…

クリスマス前日比較した映画

訳あって仕事場に赴かざるを得ず、中途半端な休日を昼と深夜、 映画館で過ごすことになった本日。 東西映画三昧 源氏物語とニューイヤーズ・イブ。 東洋と西洋。古典と現代。どちらが面白かったかといえば、後者。 これから映画を見て気分転換したい人は、『…

『三銃士―王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』

三銃士を見に行く。お高く取られる3D版ではなく普通の2D版。 これで十分、目が疲れることもないし。 荒唐無稽な時代を無視した、楽しかろう目新しかろう精神のストーリーは、 原作の『三銃士』を冒瀆しているようにも思えてならない。 『指輪物語』こと…

華盛頓から来た絵と張芸謀の描く中国

さて、3日連続京都の記事になるがお許しを。 京大総合博物館を見終わったあと、もはや13時半。 さすがに空腹なので、時計台のしたのレストランに向かえど、 人気なのか長蛇の列。待つのも時間が勿体ないので、 大通りに出て近場でランチの店を探す。 初めて…

『グーグーだって猫である』を見る

どうも、疲れが祟って先週から気分は悪かったが、 今日は声が出ない(むろん無理すれば出る)感じで、早退。 滅多に日頃から早退なんぞしない私の想定外の帰宅に、娘も驚く。 食欲がないわけではない。美味しい物が食べたい。 私が作らないと悲惨な家の食事…

「ステキな金縛り」を見て思う

せっせと掃除に洗濯、布団干しまで頑張って、夕方空き時間。 出かけた娘をピックアップ。時間に遅れてご免。 かねてより話題の『素敵な金縛り』を観に行く。 気楽に笑える気分転換の映画を見たかったから。 先輩ブログこちら→に解説が詳しい。登場人物写真付…

「ミッション:8ミニッツ」

先日の日曜に見た話題作、あれこれ意見はあるだろうけれど、 とにかく自分としては好みのタイプの映画。 謎解き映画、スリルとサスペンス、驚きの結末。 どんでん返し。え? ここで終わらないの? のオチ。 ミッションという単語は余り好きではないのだが、 …

カウボーイ&エイリアン

こんなにお金を掛けて何を作りたかったんだろう? 制作現場ではどんな企画会議やってたんだろう? 久しぶりに西部劇もやりたい。でも、ベタな西部劇では、 懐古調過ぎて若い客が集まらない、だからSFっぽくしよう。 じゃ、エイリアンvsプレデターみたいに対…

『はやぶさ』を見て

映画ハヤブサを見る。とりあえず、泣けた。 主人公を一人の学者が誕生するまでと重ね合わせて、 人間の方は成長期、ハヤブサの方は出発とその帰還を軸に、 「研究の世界」を垣間見せる。 子どもにも分かり易いように、人間の主人公を女性に、 そして、アニメ…

猿の惑星 ジェネシス 

創世記。この言葉の響きに思春期は憧れたものだった。 自分の好きなロック・グループの一つが「ジェネシス」なので、 映画の題名で、それも「猿の惑星」シリーズの中で 余り同じ言葉で聞きたくないのだけれど、 そんな気持ちを家人が知るはずもなく、誘われ…

『サンクタム』

これは悪い映画ではないが、後味が凄くいい・・・訳でもない。 極限下における人間性の追求、 タフなドラマなので残酷なことこの上ない。 自然相手に人間が出来ることは知れているから。 そこでどうあがいてもどうしようもない、 けれども誠心誠意出来るだけ…

「ハリーポッターと死の秘宝part2」を観ながら

この夏の映画では最大の楽しみとしてお盆まで取って置いた、 「ハリーポッターと死の秘宝」の後編、やっと見ることが出来た。 なかなか3人の予定が会わず、一緒に映画館にどこへ行くかとなると、 少々お高いものの新しい設備でということになり、待ち合わせ…

『コクリコ坂から』で寝た

まず、最初に断っておくと、チラシの絵には惹かれていた。 パステルタッチのラフな少女の絵に郷愁を感じていたことは確か。 そして、原作の漫画も買ってある。まだ読んではいないが。 半年ほど前に買っていたのに、どうしても表紙を見て読めなくなってしまっ…

X-MEN ファースト・ジェネレーション

娯楽映画、SF作品の中でも超能力を扱うという設定は、子ども時代からの憧れだ。 黄金期の少年漫画で育った世代としては、『サイボーグ009』の超能力者の赤ん坊、 001が科学者によって人為的に作られたことは周知。 もともと超能力やそれに相応するサイボーグ…